こんにちは。 マサです。
調剤薬局にて薬剤師として働いています。
今回は『食事注意を気をつけている。でも血糖値が改善しないどうして?』と悩むあなたに向けて書いています。
私は薬局で毎日この悩みを抱える患者さんとお話しします。
そして、私が確認することは5つです。
1.食事量は減らしているけれど、それでも今のあなたにとっては量が多い
2.食事量に問題はないが食事以外が多い
3.食事バランスが悪い
4.食事時間が悪い
5.糖尿病専門医を受診していない
・食事量は減らしているけれど、それでも今のあなたにとっては量が多い
・食事量に問題はないが食事以外で口にするものが多い
・食事のバランスが悪い
・食事時間が遅い
・糖尿病専門医を受診していない
・血糖値が大きく改善するとき
・あなたに伝えたいこと
・まとめ
食事量は減らしているけれど、それでも今のあなたにとっては量が多い

とおっしゃる患者さんは多くいます。
しかし、これは比較対象があなた自身です。
『以前』のあなたと『今』のあなたを比較して『減っている』ということです。
では、『今』の食事量は『今』のあなたにとって適正量でしょうか?
おそらく過剰です。
あなたと同じ身長で理想とする体型の人と食事量を比較してください。
できれば1人だけでなく2、3人と比較することをオススメします。
比較することが難しい人もいると思います。
そんな方には簡単に確認する方法として、カロリー制限しているお弁当や糖尿病用のお弁当を活用することです。
お弁当を活用することであなたに必要な1食の量を知ります。
1食の量が身につくまでお弁当を続ける方法もあります。
まずはかかりつけ医にあなたに必要な1日のカロリー量を聞くことから始めてください。
食事量に問題はないが食事以外で口にするものが多い
例えば間食です。
ポテトチップス1袋のカロリーをご存知ですか?
間食で口にするものは糖質と脂質が多いことをご存知ですか?
野菜ジュースは野菜ではなくジュースであることをご存知ですか?
果物は糖尿病患者さんには毒であることをご存知ですか?
ジュースも血糖値上昇に大きく影響することをご存知ですか?
食後すぐならちょっとしたお菓子やパンなどを食べても良いと勘違いしていませんか?
食事注意をしすぎることで間食が増えるのであれば、食事量を少し増やしてでも間食を0にすることをオススメします。
間食が0になったら、食事量を減らせば良いと思います。
そして大切なことは、間食するものを購入する時は必ずカロリーを確認する習慣をつけることです。
食事バランスが悪い
野菜が嫌いな方で血糖コントロールが良い人はとても少ないです。
野菜は血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。
そして、野菜は噛む回数が多くなるため満腹効果が期待できます。
さらに、野菜を食べることでお腹がふくれておかずを減らすことが期待できます。
・朝食が食パンとコーヒー、昼食がコンビニのお弁当や麺類、おにぎり、夕食が自宅でしっかり食べる
・朝食がご飯と味噌汁、昼食が社食で麺類、夕食が自宅でしっかり食べる
女性でよく耳にする食事
・朝食が食パンとコーヒー、昼食は一人なので適当に食べる、夕食は家族のためにしっかり作り残り物も食べる
・朝食がご飯と味噌汁、昼食が菓子パン、夕食が家族と一緒にしっかり食べる
これでは野菜が少なく脂質と糖質、タンパク質が多いです。特に糖質と脂質が多くなっている可能性があります。
糖質が多いと血糖値が高くなります。
野菜が少ないと血糖値が高くなります。
脂質が多いと血糖値の高い状態が長続きします。
食事バランスを知るために、先ほどもオススメしたカロリー制限しているお弁当や糖尿病用のお弁当を活用します。
お弁当の味付や量、バランスを知れば、同じような量やメニューをスーパーのお惣菜で購入すれば良いです。
コンビニで購入することも可能かもしれませんが、スーパーの方がメニューが豊富です。
食事時間が遅い
仕事で夕食が20時以降、就寝までの時間が短い人は注意です。
夕食が遅くなってもサラダだけ、サラダと少しのおかずであれば構いません。
しかし通常通りに食事をしているようでは血糖値が悪くなります。
さらに体重増加にもつながります。
食事は最も多く食べて良いのが昼食、次に朝食、最後に夕食の順です。
日本人はどうしても夕食が多くなります。
夕食が多くなると朝食を食べられない方がいます。
また、朝食を食べないことで昼食がドカ食いになり、夕食が遅いことでお腹が空いてドカ食いになります。
朝食と昼食をちゃんと食べ、お腹が空いても夕食が遅くなるのであれば少なくする、これは意識して習慣とするしかありません。
就寝までの3時間はカロリー0の水分以外は飲食を控えましょう。
糖尿病専門医を受診していない
糖尿病専門医とそうでない医師では、患者さんの治療に大きな違いがあります。
その大きな違いとは、食事と体重の管理です。
私の印象では、専門医でない医師が食事や体重の管理を厳しく行うことは少ないです。
専門医でなくても血糖値を良好にすることはできます。
それはお薬を多く使用すれば良いのです。
しかし、お薬を増やすには限界があります。
もし少ないお薬でコントロールできる方法があるならば、コントロールのために『多くのお薬を使用する』のと『少ないお薬を使用する』のでは、どちらといえばどちらが良いですか?
ほとんどの人が『少ないお薬』と答えるのではないでしょうか。
少ないお薬でコントロールできる方法というのが食事の注意です。
血糖値が大きく改善するとき
もちろん食事注意や運動を頑張った時に改善します。
それ以外で血糖値が大きく改善するのは、患者さんがなんらかの理由により入院したときです。
病院は患者さんに必要なカロリーを計算し、考えられたバランスで食事を用意してくれます。
私がよく聞く入院食を試した患者さんの感想は


です。
おかず量が多いということは摂取カロリーが多くなっています。
ハッキリ言いますが、病院食を試すとほぼ100%血糖値が改善します。
改善しない方は病院食とは別で間食しています。
大切なことは『あなたに必要なカロリー量や食事量を知ること』です。
『百聞は一見にしかず』という言葉通り、まずは試してみることをオススメします。
そのために、カロリーコントロールされたお弁当を購入しましょう。
お弁当を食べて少ないと思えば、ふだんから食べ過ぎです。
お弁当のおかずの種類が豊富と思えば、ふだんの食事バランスが偏っています。
お弁当の量やバランスが習慣化するまでお弁当の継続をオススメします。
あなたに伝えたいこと
今のままで良いですか?
この記事を読んでくださっているあなたは、今の状況をどうにかしたいと考えていると思います。
血糖値が高いと合併症リスクが高まります。
治療開始10年が経過すると、目の合併症や足の神経などの合併症が生じやすくなります。
治療開始20年が経過すると、狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気や脳卒中の合併症を生じやすくなります。
さらに、治療を開始して15年が経過し、それから本気になって血糖コントロールを始めたとします。
それまでのHbA1cが8%以上、本気で治療して6.5%まで低下できました。
残念なことに、血糖値が悪かった15年間に生じた血管への負担は、その後血糖値を改善しても消えません。
ただし、本気で治療を開始してからの新しい血管負担は軽減できますので意味があります。
注意開始は早ければ早い方が良いです。
合併症を生じない生活を維持できるのとできないのでは、どちらかというとどちらが良いと思いますか?
合併症を生じているのであれば、より悪化するのと今の状態を維持するのと、どちらかというとどちらが良いと思いますか?
『間食をしていない』『食事時間も問題ない』人は、食事内容の見直しから開始することをオススメします。
以下の宅配弁当をオススメします。
・医師が監修しているところが他社と異なります。
・「カロリー&糖質制限料理キット」を選択してください。
・カロリー240kcal±24kcal以内、糖質15g以下、塩分2.0g以下
・定期購入コースと、都度購入が選べます。
・7食(税込4,160円)、14食(税込6,880円)、21食(税込9,880円)のコースがあります。
健康が気になる方、少しカロリーが気になる方や、体型が気になる方からのご利用が多いです。
【まごころケア食】送料無料

・こちらはお弁当ではなく、届いた食材をご自宅で調理します。
・『カロリー&糖質制限料理キット』を選択してください。
・カロリー240kcal、糖質15g以下、塩分2.5g以下
・都度購入として、1人前7食(税込5,184円)、1人前14食(税込10,260円)、2人前4食(税込5,940円)、2人前7食(税込10,260円)があります。
・2ヶ月継続として、1人前7食、1人前14食、2人前4食、2人前7食にそれぞれ8週間分があります。
(料金は上記料金と同じです)
管理栄養士監修 簡単料理キット

・こちらはお弁当です。
・カロリー240kcal、糖質15g以下、塩分2.5g以下
・都度購入(週1回配送)として、7食(税込4,860円)、14食(税込9,504円)、21食(税込14,040円)
・2ヶ月継続(週1回×8週分)として、1人前7食(税込4,860円×8回)、1人前14食(税込9,504円×8回)
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・おかずプレートヘルスの中に低糖質のお弁当があります。
・1食300kcal、糖質15g以下
・都度購入のみ
・5食:税込3,618円、10食:6,264円
・10食は5食メニューが2セットです。
・緩やかに低糖質を開始したい人向けです。
・1食350kcal以下、糖質25g以下
・7食(税込5,894円)、14食(税込10,276円)、21食(税込34,146円)
・14食は7食メニューが2セット、21食は7食メニューが3セットです。
食事量は減らしているけれど、それでも今のあなたにとっては量が多い
『以前よりも食事量を減らしている』とおっしゃる患者さんは多くいます。
しかし、これは比較対象があなた自身です。
『以前』のあなたと『今』のあなたを比較して『減っている』ということです。
では、『今』の食事量は『今』のあなたにとって適正量でしょうか?
おそらくそうではないと思います。過剰です。
あなたと同じ身長で、理想とする体重の方と食事量を比較してください。
比較することが難しい方もいると思います。
そんな方にはカロリー制限しているお弁当や糖尿病用のお弁当を活用して比較することをオススメします。
食事量に問題はないが食事以外で口にするものが多い
例えば間食です。
あなたが口にしている間食のカロリーや炭水化物量を把握していますか?
控えた食事のカロリー以上に、間食でカロリーを摂取している可能性が高いです。
食事注意をしすぎることで間食が増えるのであれば、食事量を少し増やしてでも間食を0にすることをオススメします。
食事のバランスが悪い
野菜が嫌いな方で血糖コントロールが良い方はとても少ないです。
糖質が多いと血糖値が高くなります。
野菜が少ないと血糖値が高くなります。
脂質が多いと血糖値の高い状態が長続きします。
食事バランスを知るために、カロリー制限しているお弁当や糖尿病用のお弁当の活用をオススメします。
食事時間が遅い
夕食が遅くなってもサラダだけ、サラダと少しのおかずであれば構いません。
しかし通常通りに食事をしているようでは血糖値が悪くなります。
さらに体重増加にもつながります。
就寝までの3時間はカロリー0の水分以外は飲食を控えましょう。
糖尿病専門医を受診していない
糖尿病専門医とそうでない医師では、患者さんの治療に大きな違いがあります。
その大きな違いとは、食事と体重の管理です。
食事や体重の管理を厳しく行う専門医でない医師は少ないです。
もし少ないお薬で血糖コントロールできる方法があるならば、コントロールのために『多くのお薬を使用する』のと『少ないお薬を使用する』のでは、どちらといえばどちらが良いと思いますか?
ほとんどの方が『少ないお薬』と答えるのではないでしょうか。
少ないお薬でコントロールできる方法というのが食事と体重の注意です。
専門医はその指導ができます。
患者さんの数値が大きく改善されるとき
患者さんがなんらかの理由により入院したときです。
病院は患者さんに必要なカロリーを計算し、考えられたバランスで食事を用意してくれます。
大切なことはあなたに必要なカロリーや食事量を知ることです。
そのために、カロリーコントロールされたお弁当を購入しましょう。
お弁当を食べて少ないと思えば、ふだんから食べ過ぎです。
お弁当のおかずの種類が豊富と思えば、ふだんの食事バランスが偏っています。
お弁当の量やバランスが習慣化するまでお弁当の継続をオススメします。
あなたに伝えたいこと
今のままで良いですか?
この記事を読んでくださっているあなたは、今の状況をどうにかしたいと考えていると思います。
血糖値が高いと合併症リスクが高まります。
治療開始10年が経過すると、目の合併症や足の神経などの合併症が生じやすくなります。
治療開始20年が経過すると、狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気や脳卒中の合併症を生じやすくなります。
注意開始は早ければ早い方が良いです。
合併症を生じない生活を維持できるのとできないのでは、どちらかというとどちらが良いと思いますか?
合併症を生じているのであれば、より悪化するのと今の状態を維持するのと、どちらかというとどちらが良いと思いますか?
『間食をしていない』『食事時間も問題ない』人は、食事内容の見直しから開始することをオススメします。
以下の宅配弁当を試しましょう。

・「カロリー&糖質制限料理キット」を選択してください。
・カロリー240kcal±24kcal以内、糖質15g以下、塩分2.0g以下
・定期購入コースと、都度購入が選べます。
・7食(税込4,160円)、14食(税込6,880円)、21食(税込9,880円)のコースがあります。

・『カロリー&糖質制限料理キット』を選択してください。
・カロリー240kcal、糖質15g以下、塩分2.5g以下
・都度購入として、1人前7食(税込5,184円)、1人前14食(税込10,260円)、2人前4食(税込5,940円)、2人前7食(税込10,260円)があります。
・2ヶ月継続として、1人前7食、1人前14食、2人前4食、2人前7食にそれぞれ8週間分があります。
ウェルネスダイニング カロリー&糖質制限(お弁当)

・カロリー240kcal、糖質15g以下、塩分2.5g以下
・都度購入(週1回配送)として、7食(税込4,860円)、14食(税込9,504円)、21食(税込14,040円)
・2ヶ月継続(週1回×8週分)として、1人前7食(税込4,860円×8回)、1人前14食(税込9,504円×8回)

・1食300kcal、糖質15g以下
・都度購入のみ
・5食:税込3,618円、10食:6,264円
・10食は5食メニューが2セットです。
・低糖質を開始したい人向けです。
・1食350kcal以下、糖質25g以下
・7食(税込5,894円)、14食(税込10,276円)、21食(税込34,146円)
・14食は7食メニューが2セット、21食は7食メニューが3セットです。