服薬指導

患者さんからの質問:骨粗鬆症薬「なぜ2種類服用する必要があるの?」


こんにちは。 マサです。

調剤薬局にて薬剤師として働いています。

今回は患者さんから質問されたことを記事にします。

患者さんからの質問

おばさん
骨粗鬆症の薬が1種類追加になった。1種類だけではダメなの? なぜもう1種類を追加するの? そんなに状態が悪いの?

と質問がありました。

経歴
65歳女性。骨折歴なし。
検診で骨密度低下を指摘されて治療開始。
非専門医にてリセドロン酸17.5mg/週を服用。
専門医に転医となり、血液検査と骨密度の測定結果から、薬がラロキシフェン60mg/日に変更。
1カ月後にエルデカルシトール0.75mg/日が追加。

 
あなたは患者さんにどのように服薬指導をしますか?

私が行った服薬指導

マサ
以前服用していたお薬は、骨密度の状態が良ければ長く服用せずに他の薬に変更することが勧められています。
そのため、ラロキシフェン60mgに変更となりました。
変更できたということは、今現在の骨密度に心配はないということです。
 
そこで今回追加されたお薬ですが、体のビタミンDが少ないと骨粗鬆症治療がうまくいかなくなると言われています。歳を重ねると体のビタミンDが不足しやすくなり、今回の検査でも不足している結果が出ています。
 
今後の骨密度低下を防止するために新しく薬を追加したのだと思います。
決して今の状態が悪いわけではなく、将来の骨折リスクを少しでも下げるための対応と考えてください。

エルデカルシトールについて

従来の活性型ビタミンD製剤(アルファカルシドール)よりも骨密度上昇、腰椎骨折抑制効果、前腕骨骨折の発生抑制効果が優れたお薬です。

私が考える立ち位置としては、比較的若年者の骨折低リスク者であればには単独使用も考慮されますが、基本的にはビスホスホネートやSERMなどとの併用使用です。
 

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